灼熱の外気温に負けるな!会場内は大賑わいのゲームマーケット2019春、1日目が開幕!

こんにちは、ふうかです。
みなさんは『ゲームマーケット』をご存じですか?
現在は年に3回(東京2回・大阪1回)開催されている、見て遊んで買えるアナログゲームの祭典が『ゲームマーケット』です。

そんな夢のような祭典『ゲームマーケット2019春』が、去る5月25日・26日の2日間に渡って開催されました。
もちろん私も参加してきましたので、今回はその報告です。
まずは1日目の様子をご紹介します。

予想最高気温は35℃!? 灼熱の東京ビッグサイト

天気予報では5月とは思えない予想気温。今回使われた展示棟は新設で勝手がわからない。
そんな状況に不安を覚える中、快晴の東京ビッグサイトに到着したのが8時半。
東京では出展も兼ねていますので、設営のため入場時間が早めです。

青海展示場は、2020年の東京オリンピック対策として新設された展示棟でAとBの2ホールがあり、駅を出るとすぐに展示棟で大変わかりやすい場所です。

最寄り駅はりんかい線『東京テレポート駅』で、ゆりかもめを利用するなら『お台場海浜公園駅』もしくは『青海駅』から向かいます。

私はゆりかもめで新橋から行きましたので、お台場海浜公園駅で下車して連絡通路を歩き、会場へ向かいました。

会場に入って最初の感想が「広い!」「涼しい!」でした。
外は太陽が容赦なく照り続けていてすでに30℃ですが、展示棟内は空調が効いていて快適です。
ただしこの涼しいに関しては朝のうちだけだったと、後に身をもって検証することになります。

一般参加者待機列

会場内では出展者たちによる各ブースの設営が進んでいて、Bホールではすでに参加者の列ができていました。この室内待機列は良い案ですね。
外は灼熱地獄ですが、これなら熱中症になったり体調を崩してしまう心配がありません。

ゲームマーケット2019春1日目開場

そして時間は10時。
はじまりのアナウンスと共に拍手が起こり、ゲームマーケット2019春1日目スタートです。

エリア出展が増えました

ゲームマーケットでは、大小さまざまなブースがひしめき合っています。
その中でも近年登場したのがエリア出展。より大きなスペースを有しています。
今回のゲームマーケットではエリア出展の数が30を超え、イベント自体が回を重ねるごとに大きくなっていく象徴にもなっていると言えるでしょう。
単に売買だけでなく、参加者が楽しめる余興をそれぞれが準備。ブースにはタイムテーブルが表示されていて、ドイツで年に1回開催されるボードゲームのお祭りを感じさせます。

一般参加者のみなさんが足早にAホールへ向かうのを見送り、私も急ぎAホールへ向かいます。

CRIMAGE
DOMINA Games

爆発的人気の『たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ』は、新拡張のラバーズピンクとストーカーブラックが登場で長い購入列ができ、人気の高さが覗えました。
DOMINA Gamesでは『Blade Rondo-Grim Garden-』の先行販売で、こちらも長い列をつくっていました。

Hobby Japan
アークライト

Hobby Japan・アークライト共に、先行販売しているゲームを求める人だかりができていました。
みなさん迷いなく、一直線にお目当てのブースへ行き、購入列に並びはじめている様子。
人気のブースは、開始早々には長蛇の列になっていて追い切れません。

ここでBホールに戻ってみると、こちらもすでにたくさんの人で賑わっています。通路が広めの配置になっているはずなのに、お目当てのブースを見つけ出すのも困難になりつつあります。

企業ブースはイベント盛りだくさん

メビウスゲームズとテンデイズゲームズ
JELLY JELLY CAFE

メビウスゲームズでは、世界選手権が行われている『カルカソンヌ』のイベント、JELLY JELLY CAFEでは新作の『ATEKKO』のイベント。

アークライト
研修ゲームラボ

アークライトでは新プロジェクトのお披露目があり、研修ゲームラボでは視覚障害当事者の講演が行われていました。

他にも同時多発で開催されていたので、すべてを見ることはできませんでしたが、盛り上がっていました。

エリアの各ブースでは、時間刻みでイベントが盛りだくさん。午後になるとあちこちのエリアでイベントが始まります。
すべてのイベントが一緒に始まってしまうので、遅れないよう事前チェックが大切だと痛感しました。
1つのイベントに夢中だと他を見逃してしまうのです。これでは1日いても時間が足りないのは容易に想像できますね。

ディライトワークス
アークライトゲームズ

このゲームマーケットというイベントは、ただ売るだけではありません。
実際にその場で遊べるのも魅力です。人気のボードゲームについては、遊ぶために座る椅子が常に争奪戦状態なのです。

放課後さいころ倶楽部アニメ化記念イベント開催

今回のイベント目玉は、なんといってもアニメ化が決まった『放課後さいころ倶楽部(小学館・ゲッサンで連載中)』の記念イベントです。
アニメで主役の女子高生たちを務める声優さんたちが登壇するとあって、ファンの方が朝から待っていました。

そして時間になり、声優さんたちが登場。
司会進行はすごろくや。原作者の中道先生をはじめ、3人の声優さんたちが並びます。イベントとしてはトークイベントでしたが、実際の台詞を聞かせていただいたりと楽しい時間が過ぎていきます。

照明が落とされた中、前方のモニターに映し出されたのは『放課後さいころ倶楽部』のアニメ版。
漫画で読んでいたキャラクターたちが、実際に声を出して動いているのを見ると感動しますね。見ている人たちからも大歓声があがりました。

楽しみはゲームだけじゃない!個人出展が熱い理由

ゲームマーケットに出展しているのは企業だけではありません。そのほとんどが個人での出展なのです。

個人出展の魅力は、ここでしか入手できないゲームやアクセサリー、それぞれが楽しもうとする熱意で構成されているといっても過言ではありません。

まじょの実験室
ミープルボタン

特に近年増えてきているのがアクセサリーです。
1つ1つ手作りで1点物ばかり。見てしまえば財布の紐が緩んでしまうのは仕方がないことなのです。

1日目終了。そしてイベントは2日目へ!

閉場時間が近付くと、足早に去っていく参加者を見送りながら、各ブースも片付けの時間。
17時の閉場アナウンスが流れ、無事に1日目終了。
楽しいイベントは明日も続きます。

出展者にとっては、ここから一斉にお片付けの時間です。手早く片付け明日に備えるのです。

年々出展者が増え続けているゲームマーケット。
目的がある方にとっては、より事前チェックの重要性が増してきました。
狙っているものがなくてもご安心を。
ふらりと遊びに行っても充分楽しめるイベントです。

次回は『ゲームマーケット2019春』2日目の様子をお届けします。