晴天の幕張に集合!ゲームマーケット2025秋開幕

2日目がはじまる

2日目は曇天で少し肌寒く感じる中、前日ほぼ同じ時間に会場入りしました。
設営中のブースを横切り、急ぎ入場口へ向かいます。

ここ最近は女性参加者が多い2日目。今回も1日目と違って女性が多いように見えました。
そして開場のアナウンスと共に拍手が沸き、一斉に入場していきます。

驚いたことに、待機列の先頭からしばらくは全員がホール4へと入場していきました。どうやら目的が同じのようです。むしろここまできれいに分かれるものなのかと眺めていましたが、急ぎ後を追います。

すでに長蛇の列ができていて、通路を歩くのも困難な状況です。
ひとまず上から見てみようとエスカレーターで上がりました。

前回までは長蛇の列ができるサークルが並んでいたのもあり、並ぶ人も混乱していましたが、今回は点在しているので区画ごとに長蛇の列がありました。
2日目開場すぐの光景として見慣れていましたが、この人数が並ぶのは壮観です。

人をかき分けても進むのは困難だと判断し、そのまま会場外の通路を使って移動しました。

ブルーベリーのわかさ生活

『わかさ生活』と聞けば、思い浮かぶのはブルーベリー。そのブルーベリーの会社がなぜゲームマーケットに?と疑問に思い立ち寄りました。

印刷も手掛けているということで紙のサンプルをいただき、さらに制作したボードゲームも展示されています。
スタッフの説明によると、わかさ生活をテーマとした野球漫画があり、その漫画のボードゲームを作ったとのこと。まったく知りませんでした。

ブースの側面には出展に至った経緯が書いてありました。
次はぜひ、かわいい公式キャラクターたちを使ったボードゲームを制作していただきたいです。

遊んで楽しむ会場内

1日目と違い、2日目は買い物より遊ぶことを目的とした参加者が多くみられました。
もちろん私も例に漏れず、遊ぶために待ち合わせ場所へ急ぎます。

BABEL

ぎりぎりでしたが予約が取れるということで、きむち。店長が予約してくれた『バベル』です。リズムに乗って遊ぶしりとりと聞いた時には、何となく楽しそうという一点で参加を決めました。
実際に遊んでみたら、「最高に楽しい!」の一言に尽きました。
2人組のチーム戦。同時に4チームまで参加可能で得点を競います。使える言葉は50音でも各2個ずつしかありません。『ー』や『ん』は木ゴマを裏返します。単純に言葉を作るだけでは得点は微々たるもの。そこへ各チームが選んだ目標で加点することができるのです。言葉で説明されるより、実践あるのみ。体を動かすしりとりってこんなに楽しいんですね。終わったあとはスコアを書き込んだカードをもらうことができました。

私と遊んだあとのきむち。店長は、その後も通りすがりの知人たちに声をかけては一緒に遊んでいました。
こういったイベントならではのゲーム。楽しかったです。体力は必要かもしれません。

体験してみよう日本の郷土ゲーム!

遊びで全国を旅してみよう!を副題に、全国11の郷土ゲームが遊べるコーナー。
常に人が集まり、さまざまな郷土ゲームが遊ばれていました。

聞き覚えのあるものから、知らないものまで、思うままに楽しむことができるのです。人数を必要とするゲームもすぐに遊べるので終日大人気でした。
当日どんなゲームが遊べたのかは、ゲームマーケット公式を参照。

他にも会場内では賑わうイベントが目白押しでした。
以下は会場内の様子を写真でお伝えします。

あれもこれも楽しそう!と足を止めていると、時間があっという間に過ぎていきます。
1日目に比べ、椅子に座っている人が多かったのも目的が遊ぶことにあるからでしょうか。
運営の特別イベントと各ブースのイベント時間がかぶっていたりもしたので、必要なのは事前情報を吟味することなのかもしれません。

良いところばかり紹介しましたが、気になる点もありました。
今回、特に話題だったのはゾーニングでしょうか。そちらについては詳細を存じませんので触れません。私が会場で気になったのは、やはりフリーバザールです。

アークライト社が蔵出しセールをやっていることを知って実際に行ってみると、それまで空き地にテーブルが置かれた謎のスペースだと思っていた場所でした。すでに売り物は無く(当たり前)、少し寂しい空気が漂っていました。
問題はパーテーションの裏側。覗いてみればフリーバザールでした。これは気付かない。事前に養生テープで区画ができていたので、おそらくそうかな?とは考えていましたが、何か目印があるわけでもなく、区切られているだけ。
前回は柵が置かれていたものの、周囲を長蛇の待機列が囲んでいた覚えがあります。その時に比べれば、広い空間で目視しやすいでしょう。けれど、フリーバザールであることや時間など、パーテーションに表示することはできなかったのでしょうか。何があるのかわからないと近付きにくいものです。

2日間を終えて

閉場15分前でも会場内は賑わっていました。
過去のゲームマーケットは、1日目がコアな参加者が多く、2日目はファミリー層が多かったイメージがありました。ですがここ数回は2日間とも関係なく、参加者の層が混ざっているような印象を受けます。特に今回はホール3にキッズスペースを設置したことで、目的に応じてホール間を移動できるようになっていました。どちらもキッチンカーの良い香りが漂っているのは同じでしたが、ブース周囲の空間が広くなることで、上手く共存できているのかもしれません。

今回の来場者は2日間でついに30,000人をこえたと発表がありました。

そして私にとってのゲームマーケットも変わりつつあります。
新しい刺激や新しいゲームに出会うことはもちろんですが、ここでしか会えない人たちと交流することが目的に変わりつつあります。
COVID-19以降、積極的に出かけることが少なくなり、貴重な生存確認の場でもあります。一線を退いたのに声をかけてくださる方々には感謝に堪えません。

今回、最後に写真を撮らせていただいた角刈書店氏とメンマ氏。皆さん出展していたり、ブースを手伝ったりしているので、ゆっくり話せる時間は貴重です。
また次回、健康で元気にお会いしたいですね。
撮影に協力いただいたみなさん、ありがとうございました。

次回はゲームマーケット2026春

ゲームマーケット2026春
日時:2026年5月23日・24日
会場:幕張メッセ 展示ホール1~4

同日程で他イベントも予定されています。
遠方など宿泊を必要とする方は、早めに予定を立てることをおすすめします。

次回はどんな驚きが待っているのか。楽しみです。

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