高校生が大集結!第8回東京都高等学校ボードゲーム交流大会開催

こんにちは、ふうかです。

前日までの雨を吹き飛ばし、今年も高校生たちのボードゲーム交流大会が開催されました。
当日は例年通り、多数の生徒が参加し、大盛況のうちに終了しました。

今回は交流大会の様子をお伝えします。

開催概要

第8回交流大会

日時:2025年6月1日(日)
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター センター棟501
主催:東京都高等学校ボードゲーム連盟 https://sites.google.com/view/highschoolboardgametokyo/

参加人数:86名
参加校 :12校

開会式

草場先生の開会宣言で、交流大会がはじまります。

今回参加することができなかった学校は、テストと重なっているという事情があったようです。
会長である生田先生の挨拶が終わり、賛助会員の紹介、そして大会連絡が終われば情報交換会の時間です。

ここでは、各校の代表が1分という限られた時間で紹介をします。

部員数や部費などの深い情勢に、他校から羨ましがられたり笑ったり、全員で聞き入っていました。「今年の新入部員が0人で、どうしましょう」や「部室が狭すぎる」、活動として3日かけて壮大なボードゲーム(メガシヴィライゼーション)を遊ぶなど、多岐に渡る実情や実績を聞くのも特徴があって楽しい時間です。

生徒の紹介が終われば、次に各企業から、本日遊べるボードゲームについての説明がありました。来月発売の新作や遊んだことがなさそうなボードゲーム、そして伝統ゲームまで、各メーカー選りすぐりの紹介でした。

交流大会の様子

時間になり、交流大会がはじまりました。

まずは気になった企業の体験卓へ移動する生徒、自分たちが持ってきたボードゲームを遊ぶ生徒など、それぞれ分かれます。この時も出来るだけたくさんの人と『交流』するため、率先して声を挙げて誘いあっています。

あっという間に立っている生徒が消え、全員がどこかのテーブルに座っています。

また、ルールを覚えて実践する『初めての』テーブルも準備されていて、そちらではルールを理解することからはじめていました。

どの生徒たちも真剣に楽しんでいる様子が窺えました。

1つ遊び終えると、休憩も取らず次のテーブルへ向かいます。どうしてもタイミングが合わず、目的のテーブルに座ることができなくても、迷っている時間すら惜しいとばかりに声を掛け合って遊び、盛んに交流しています。

閉会式

終了時間の16:00にアナウンスが流れ、交流時間も終わります。
速やかに片づけを始め、あっという間にテーブルが整えられました。

第8回交流大会

生田先生の講評では、一日を通して異文化交流はちゃんとできていたか、新しい仲間ができたのか問いかけがありました。ただ遊ぶだけではなく、きちんと交流することで仲間が増えたのか振り返ることこそ、この大会の意義とも言えるでしょう。

それを踏まえて、2年生以下の生徒たちが、1年後にどんなボードゲームを持ってくるのかを宿題にするとのことです。

そして、昨年は台風の影響で中止になってしまったボードゲームグランプリを8月に控え、真剣勝負で活動の成果を試すためにもぜひ出場をとのことでした。

草場先生からは、カードやボードで繋がり、息遣いが聞こえる範囲で共にゲームをつくっていく交流は素晴らしいこと、そして閉会宣言で交流大会が終わりました。

おわりに

第8回交流大会

今回で8回目を迎えた交流大会でした。毎年新しい生徒が参加していますが、お互いに距離を感じるのは開会式を終えるまでです。交流時間になればそこに垣根はなく、今まで共に遊んでいたかのように打ち解け、本気で楽しむ様子が見てわかります。

言葉だけでは伝わらない性格や読めない思考も、1つのボードゲームを囲むことで分かり合えることが多いのでしょう。一緒に遊ぶだけで仲間が増える、まさに交流大会の醍醐味だと思います。

次回は8月のグランプリ、そして11月の選手権大会は、和気藹々だった生徒たちが真剣勝負に挑みます。今日の友は明日のライバル。その時が楽しみです。

最後に余談ですが、私が会場入りした時には、すでに開会式が始まっていました。

言い訳としては、新宿駅バスターミナルが改修により移転していて、16番を使う予定が26番まで移動しなければならず、そこで時間を使ってしまったためです。6月末には再びバスターミナルに変更があるらしく、事前チェックを怠らないように気を付けないといけませんね。